繰り返す余震にも
耐えて、長期にわたり
住み続けられる耐久性
耐震等級3はもちろん、制震システムまで標準搭載。繰り返しの地震にも強く、もしもの時に家族が安心して生活できる家づくりを行っています。
樋渡建設の耐震構造
01.優れた耐震性能
私たちは、建築基準法で定められた基準の1.5倍の耐震性能をクリアする耐震等級3を基本としています。
熊本地震 (2016年4月14日)
直接死:50 人 関連死:170 人 。
2016年4月14日に私たちを襲った熊本地震において、家屋の倒壊等で亡くなる直接死よりも、避難生活によるストレスなどで亡くなる震災関連死のほうが多いという報告がされています。 つまり、繰り返す余震にもしっかり耐えて、長期にわたり住み続けられる耐久性を備えていることが、住宅として最低限求められます。
地震は、前震・本震・余震と何度も襲ってきます。一度の大きな揺れに耐えられるだけではなく、複数回の揺れにも対応できる家を建てなければなりません。建物の強さは、消防署など防災拠点となる建物と同じ『耐震等級3』の強度を標準としています。さらに制震装置も加えることで、大きな地震を受けても、家にダメージを残さず、揺れを可能な限り抑えます。
地震が起きても、家族が自分の家で過ごせるシェルターになるような家。そんな家を目指しています。
02.構造計算で設計
複雑な構造計算で設計、
より安心いただける家づくり
構造安全性を確認する手段はいくつかあります。通常2階以下の木造住宅では、強度に対して「壁量計算」で設計されることが多く、壁量計算のみでも「耐震等級3」をクリアすることはできます。
私たちは、より複雑な「構造計算(許容応力度計算)」で設計しています。構造計算とは、家の重さを計って、縦や横にかかる力を想定し、そのときの家の傾きを調べる計算方法です。壁の量だけでなく、災害時に建物にかかる力の検証などもしっかりと行い、より安心いただける家づくりを行っています。
03.耐震+制振構造
制振装置“evoltz”を標準装備
現在の耐震基準は、繰り返される地震は想定していません。1 度の大きな地震に耐えたとしても、その後起こり得る余震に耐えられず強度が落ちていきます。地震後も住み続けられる家であるためには、「制振」&「高耐震」で損傷被害を最小限にとどめる必要があります。
「小さな揺れから大きな揺れまで」
樋渡建設の家づくりでは、制振装置「evoltz」を採用しています。
一般的な制振装置は「震度が大きくなると」効果を発揮できるものが多いです。
しかし、このevoltzはわずか震度1程度の揺れから制振効果を発揮することができます。生活するなかでは揺れを感じない震度1~2程度の地震ですが、家の柱や梁にはズレが生じ少しずつダメージを受けています。震度 1~2 程度の小規模地震は1年間で最も頻度が多いため、この小規模地震から効果を発揮する制振装置が必要になるのです。
巨大地震の備えも大切ですが、不安やケガのリスクが高まる地震群も無視できません。
震度?マグニチュード?
「マグニチュード」は、地震そのものの大きさ(規模)を表すものです。「震度」とは地震が起きた時、私たちが生活している場所での揺れの大きさを表し、日本では気象庁の10段階に分けたもの(0、1、2、3、4、5弱、5強、6弱、6強、7)が使われています。 巨大地震は地震の規模も大きくなるため、防災対策が重要と言えます。けれど、小さな地震であっても体に感じることは不安や不快を感じるでしょう。そして中規模地震は建物の外装の崩壊につながっていくのです。建物の損壊を軽減することは心身の負担(恐怖や不安)を軽減することが大きな考えとなっています。
同程度規模の地震を比較した動画
耐震補強のみの家と耐震補強+制振装置evoltzを搭載した家
壁の内部で進む破壊とは?
地震対策において最も重要なのは「耐震工法」。しかし耐震だけでは補えない技術もあります。
耐震工法は構造を固め、壊れにくいように住宅の強度を高め建物を守る方法として知られています。建物の壁には「耐力壁」と呼ばれる木材を電動釘約1本あたり5,000本打ち込んで補強します。しかし、強く大きい耐震度を高めた建物ほど繰り返しの地震が続く場合、内部に損傷が蓄積されます。その結果、壁や柱などの構造部分が損傷したり、家屋が倒れたりしてしまいます。だからこそ、「evoltz」が必要になるのです。
制震装置evoltzの取り付けは
新築のときがベスト
制震装置は高額・・。と敬遠される方も多いことでしょう。
ですが、考えてみてください。新築時に地震対策として、evoltz を導入する際の価格は 4 本セット使用で約45万円、地震により倒壊してしまった家の再建費は平均約 3,000 万円。
頼りにしたい地震保険でも、不足分を全額カバーするのは難しいのが現状です。ほかにも、引っ越し・家財の買い替え・ローン・ケガなど、様々な負担が必要になることも。制振装置 evoltz を取り付けるのは、新築のときがベスト。後悔しない家づくりのために、「はじめの備え」をぜひご検討ください。
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